pythonで辞書をXMLに

こんばんはAliceです。
今回は、Python特有の辞書型をXMLタグにするモジュールを書いてみました。
例えば…


>>> dict = {"name":"alice"}
>>> x = MakeXML(dict)
alice
というような形です。
辞書のネストも可能です。
ただし現在のバージョンでは一回しかネストはできませんが。

>>> dict = {"item":{"name":"alice","date":"2010/12/21"}}
>>> x = MakeXML(dict)

alice
2010/12/21

というような形です。
一応、モジュールの名前はAutomakeXMLとなっています。
ダウンロードはこちらから。▼
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/185779
DLキーワードはlovepythonです
今回はちゃんとモジュールを配布するときの事を読んで、setup.pyもつくって作成しました。
なので、インストールするときは、

$ sudo python setup.py install
とすればできます。
root権限になるためのコマンドは各ディストリビューションで確認してください。
easy_installでインストールできるようにするにはどうすればわからないのですが、もしかしたら

$ easy_install AutomakeXML
でできちゃうかもしれません。


実行の仕方

実行は、

>>> (変数名) = MakeXML(辞書或いは辞書が代入されている変数名)
で動きます。また、

>>> (MakeXMLを呼び出した変数名).help()
でこのモジュールの説明が読めます。


メソッドの説明

現バージョン(1.5.0)では、以下のメソッドが存在します。

save()
call()
filein(filename,version,encoding)
quit()
save()は、MakeXMLで呼び出したXMLを一時的に保存しておくことが出来ます。
call()は、save()で保存したXMLを呼び出すことが出来ます。
quit()は、今まで生成したXMLを消去します。それと同時に、save()で保存したXMLを消去します。
Pythonインタプリタを止める前に実行してください。
filein()は、いままで保存、生成していたXMLを保存します。
一番最初の行につけるXML宣言のヴァージョン、エンコードを設定できます。
第一引数には保存するファイルの名前を入力してください。



コードは一応gistに掲載しておきます。
https://gist.github.com/749718

ぜひ使ってみてください。メールやコメント等で感想をいただけると嬉しいです。
Aliceでした!


追伸

love-python.tkを取得してみました。